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「魔術ではない!
エーテル物理学だ!」
テラの大地にはマナと呼ばれる物質が満ちている。それはかつて人類が旅立った故郷の星にはなかったものだ。差分機関をもってそのマナを集め、体系化されたスペルをもって現実の力としているのが、彼らスチームメイジと呼ばれる者たちである。
無知なるものたちからは魔術師と呼ばれているが、彼らはその呼び名を拒む。魔術などというあやふやなものではなく、知によって成り立つエーテル物理学なのだ、と。
かつて、そのエーテル物理学を使いこなしたのは、西に追われた貴族たちだった。だからスチームメイジは西を目指す。さらなる知識と魔術の奥義を求めて。
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